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事業案内Business Guide

産業資材セグメント

産業資材 Industrial Machinery & Materials

産業資材セグメントは、工作機械・切削工具を主に取り扱うメカトロ部門と、自動車部品用合成樹脂原料などを取り扱う化成品部門で構成されています。
グループ会社には製造会社もあり、付加価値を高めて国内外のお客様へ提案・販売しています。また、各国の商社現地法人に人員を配置し、多岐にわたる商材をグローバルに調達、ものつくりを支えるパートナーとしてサービスを提供しています。

メカトロ部門

部門紹介

長年培ってきたものつくりに関する実績・知見を活かし、現場に密着してお客様の課題を解決しています。当社グループは世界23ヶ国に拠点を有し、主要国の商社現地法人に人員を配置することで、多岐にわたる商材のグローバルな調達を可能にし、ものつくりを支えるパートナーとしてサービスを提供しています。またお客様の脱炭素経営に必要な資機材もトータルでサポート、CO2循環プロセスに必要な設備を提案しています。また、自動車の電動化が加速していく中、モーターや電池関係向けの試作、量産設備・搭載品・試験装置等も提案しています。

写真:メカトロ

主な取り扱い商品

工作機械、工具

ロボット、生産自動化設備

軸受、油圧部品

自動車部品生産設備

化成品部門

部門紹介

国内外の大手化学メーカーの代理店として、汎用樹脂からエンジニアリングプラスチック、熱硬化性樹脂など幅広い商品を取り扱っており、自動車・家電・住設機器などさまざまな業界のニーズに対応しています。また、樹脂成形・樹脂コンパウンド工場を有し、商社機能のみならず、ものつくりにも力を入れています。近年は、自動車の電動化への対応、バイオ樹脂・バイオ製品・リサイクル樹脂など、多方面で環境に配慮した商品の取り扱いにも注力しており、取引先様とともに新しい時代に向けた持続的社会を目指します。

主な取り扱い商品

汎用樹脂・エンジニアリングプラスチック

熱硬化性樹脂・塗料・接着剤・放熱材

バイオ・リサイクル樹脂

樹脂積層鋼板

化学品

取り組み事例

グループネットワークを活用した総合力の発揮

ものつくり現場に密着して事業活動に取り組んできた当本部は、国内外のグループ総合力を発揮し、現場から顧客の生産活動を支えています。
工具や機械を扱う専門商社である株式会社NaITOは、ものつくりの分野でこれまで培った専門力を活かしてユーザーニーズを見据えた提案営業を実践し、切削工具の取扱いは業界トップシェアとなっています。
また、海外に拡がるネットワークを活かしたさまざまな新技術・商品の提案に加え、タイで工具等を販売しているSOMAT Co., Ltd.、国内で工具・機械の販売を行っている岡谷機販株式会社など、グループ総合力でお客様に密着したサポートを行っています。

グローバルなグループ総合力

切削工具

自動化・省人化への取り組み(工場内物流の改善)

日本国内は、労働人口の減少が大きな社会問題となっており、生産現場における自動化・省人化は喫緊の課題となっています。
メカトロ部門は、長年培った自動車産業における設備販売の実績・知見を活かしてエンジニアリング機能を発揮し、自動化・省人化による生産性向上で顧客の課題解決に取り組んでいます。
具体的には、無人フォークリフト、デパレタイズ・ロボットや自動搬送設備など、「工場内物流の自動化」をテーマとして、設備から関連するソフトウェアまで、顧客のものつくり現場の状況に応じて工場内物流の生産性向上に向けて最適なトータルソリューションを提案しています。

無人フォークリフトの豊富な提案

SIer機能の強化(新エフエイコム株式会社の設立)

当社は、生産管理・製造実行等の各種システムおよびソフトウェアの設計・開発などを行う新エフエイコム株式会社を設立しました。
当社グループは従来より機械やロボットの販売に加え、システムおよびソフトウェア開発を強化してまいりました。今回、新エフエイコム(株)のシステムインテグレーター機能を充実させることにより、これまで扱ってきた様々な部品・設備等のハードウェア、それに付随するソフトウェアと合わせ、トータルソリューションとして顧客のものつくり現場で新たな価値を提供することで事業を拡大してまいります。
「ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー」として、当社グループは設計・開発機能を含むデジタル分野を一層強化し、国内外の製造業やロジスティクスの自動化・DX 化に貢献してまいります。

新エフエイコム

スマートファクトリーラボOKAYAの様子

ユーザーに密着した事業活動の強化

東海岡谷機材株式会社は、裾野の広い自動車産業でユーザーに密着した事業を強化するため、1987年に切削工具・ツーリングや自動化システム等のメカトロ関連商品全般を取扱うグループ会社として設立しました。同社は、お客様のものつくりの現場に関する様々な課題に向き合い、加工改善から自動化の提案まで、それらの課題解決に取り組んでまいりました。
現在では、自動車産業で培った経験やノウハウを活かし、ものつくりが集積する中部地区を中心に、工作機械や航空機部品など事業分野を拡大しています。
今後もお客様の現場の生産性向上に向けて総合提案力を強化してまいります。

本社(愛知県刈谷市)

2021年11月に稼働開始したレーザーラボ

化成品部門での自動車EV化への取組み

100年に一度の大変革期を迎える自動車業界。電動化に対する取り組みを全方位で進めています。内燃機関系からHEV、PHEV、BEV、FCVへの移行により、電池、モーター、インバーター等が搭載され、それに伴いECUをはじめとした各種電動化関連部品の増加が見込まれます。電動化により絶縁、断熱、熱伝導性、軽量化、静音化などのニーズが高まり、これらはすべて樹脂に関連するため、我々はパートナーである各材料メーカーと強固な関係を構築し最適な素材を提案してまいります。特に軽量化に関しては、金属から樹脂への代替化にも注力し、設計段階から顧客と取り組み、ビジネスを構築してまいります。また、素材提案のみならず技術力を持った加工メーカーとも連携し、機構部品を中心とした部品提供も手掛けています。

化成品部門での国内外グループ企業におけるものつくりの取り組み

中部合成樹脂工業株式会社では主に自動車内外装向け樹脂製外観部品、静岡中部合成株式会社では主に自動車照明器具の透明部品を生産しています。EV化が進む環境下、軽量化・高意匠化・高機能化の市場ニーズが高まっており、多様な加飾技術や加工技術を用いた高付加価値な外観部品の開発に注力しています。お客様のニーズに沿った軽量で高品位な樹脂部品の提案を通じ、自動車産業の環境負荷低減に貢献してまいります。
また、SIAM OKAYA CHEMICAL CO., LTD. (SOC)ではタイにおいて樹脂原料のコンパウンドを行っています。現在は自動車用途向けにエンジニアリングプラスチックの着色や物性調整まで対応しています。主な事業は大手化学メーカーからのOEM受託ですが、近年は自社商品の開発も手掛けています。

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