情報・電機セグメント
情報・電機セグメントは、電子材料を主に取り扱っている非鉄金属部門と、半導体、電子・電気機器向けの部品やFA機器を中心に取り扱っているエレクトロニクス部門で構成されています。
大手メーカーの最先端技術を取り入れた商品を、技術力の高いグループ会社と一体になり取り扱っています。グローバルネットワークを駆使して地域・ユーザー密着型でサービス提供しています。
情報・電機セグメント関連部門
- 非鉄金属
- 非鉄金属部門では、銅・亜鉛・アルミ・ニッケル等鉄以外のさまざまな金属と、最先端技術に欠かせないレアアースなどの原料を扱っています。私たちが普段よく目にする飲料缶や、最先端技術の半導体・自動車・航空機等の材料や部品となり、私たちの日常生活に深く根付くとともに、技術革新を支えている金属です。世界各地のネットワークをフルに生かして材料や製品を世界各国から調達するだけでなく、高品質の日本製材料や製品を海外、特に日系企業へ供給する事により、世界各国におけるものつくりに貢献しています。
今後は非鉄金属材料をより幅広く取り扱う為に、物流・加工拠点の拡充に努めています。
- エレクトロニクス
- エレクトロニクス部門では社会インフラ、自動車、産業機器、OA、家電等の分野で使用される半導体、電機・電子部品、表示機器、システム製品などのハードウェアからソフトウェア開発を含めた総合的なビジネスをグローバルに展開しています。国内外の有力メーカーの正規代理店として、絶え間なく進歩する最先端分野でリーディングカンパニーを目指しています。
取り扱い商品
非鉄金属材料・原料(銅、アルミ、真鍮、リン青銅、洋白、ニッケル、ベリリウム銅、各種開発合金など)、汎用電機品、映像機器、半導体・周辺電子部品、ソフトウェア開発・販売、他
情報・電機セグメントの取り組み
環境・リサイクルへの取り組み
非鉄金属部門では「環境・リサイクル」に関わるビジネスを積極的に進めています。
環境では鉛規制の厳しい欧米において、鉛フリー対応の開発合金の輸出に努めるとともに、燃費規制の厳しい米国では、車体軽量化へ貢献する為にアルミを中心とした加工・供給拠点の設立に尽力しています。
リサイクルビジネスでは、資源ナショナリズムの意識が高まる昨今、銅やアルミをはじめとした非鉄金属原料の確保は日本のものつくりに不可欠であり、当社は非鉄金属原料を国内外から調達し、国内メーカーへ販売する事により非鉄金属資源の確保と国内循環に取り組んでいます。
LEDへの取り組み
青色LEDが発明され、白色が発色できるようになってから、あらゆる用途で使用されるようになり、急速に普及が進みました。長寿命、低消費電力が特徴であるLEDは、環境への配慮が必要なこの時代にマッチした商材であるといえます。
当社では国内外製のLEDを早くから取り扱いはじめ、家庭用、工場用照明、家電製品、自動車用途として納めており、海外での拡販にも注力しています。
専門知識を備えたグループ会社による顧客サポート
技術の進歩が速い業界を担当する情報・電機セグメントは、つねに最新の情報を学び、お客様に最適なソリューション提案とサポートを行なっています。
半導体、ソフトウェアなどを扱う岡谷エレクトロニクス株式会社は、海外大手メーカーの製品を組み合わせ、システム開発から製品化、量産化までお手伝いをしています。
岡谷機電株式会社は国内大手メーカーの製品などを中心に扱っており、産業用電機品、FAシステムから環境省エネ商品など幅広い分野に注力しています。
六合エレメック株式会社は、商社でありながらグループ会社にマイコン応用商品の受託開発、ライン自動化や省力化設備の設計製作などを行う六合システム電子工業株式会社を持ち、付加価値を高めた製品を提供しています。
作業分析/業務最適化ソフトウェア「OTRS」
作業分析/業務最適化ソフトウェアの「OTRS」は、映像による動作分析、時間分析などの機能により、生産・製造現場の作業時間短縮・省力化・コスト低減ができるソフトウェアです。
「OTRS」は、実際の作業映像を分析することで業務の見える化を進め、ムリ・ムダ・ムラを取り除くことができます。さらに作業の標準化を図ることができ、作業の改善によるコストダウンや品質の均一化を実現できます。また、OTRSは動画付作業指示書も簡単に作成でき、教育訓練の材料や技能伝承のツールなど、さまざまなシーンで活用できます。その用途は製造業にとどまらず、物流、医療・介護、農業、教育など、さまざまな現場に広がっています。
- 問い合わせ先
- 岡谷鋼機株式会社 エレクトロニクス本部
E-mail:otrs@okaya.co.jp
施設・設備管理アプリケーション『ゲンコネ』
株式会社センシンロボティクスが開発した「ゲンコネ」は、施設や設備の情報、タスクを管理・共有することができるクラウドアプリケーションです。図面、パノラマ、写真で現場の今の状況を共有できるため、直感的に現場の状況が把握でき、確認作業を最小限にすることができます。工場、プラントなどの自社アセットの管理をされている設備管理担当者にご利用いただけます。
サービスの特徴
- 設備情報やトラブル対応状況が図面、パノラマビューで“直感的”に把握できる
- 設備情報、トラブル、タスク等を図面や360°パノラマビューで管理し、直感的に現場を把握することができます。さらに、写真やマニュアルを添付することで遠隔での作業指示が可能になり、現場訪問やコミュニケーションエラーを削減できます。
- モバイルで“どこからでも”編集・報告可能、更新情報を通知
- 巡回中でもモバイルアプリで閲覧・更新が可能なため、現場担当者は事務所に戻ってからの作業が削減されます。また、管理者はトラブル発生時に現場で起こっている情報を迅速に把握し、対応のスピードを早めることができます。
- 過去の履歴に“簡単”アクセス
- 過去の履歴は拠点・エリア単位でまとめられ、情報を引き継いで対応ができるため、属人化を解消できます。また、蓄積されたデータは対応方法のお手本として使えるため、教育の強化、技術の伝承に貢献できます。
利用者の声
- パノラマ画像に関連画像や情報を紐づけ、作業手順や指示を社内外に明確に伝えられるようになりました。また、過去のヒヤリハットや設備の名称などを記録し、新入社員のトレーニングや教育にも活用ができます。さらに、パノラマ画像の履歴の比較機能を活用すれば、不具合の経時的な変化を確認できるようになりました。現場が直感的にわかるので、ちょっとした現場確認などで現場に行くことが減りました。(製油所)
- 設備に関する情報をクラウドで共有できるため、設備に関する質問が減り、無駄なやり取りが減少しました。また、相見積もりの際はパノラマ画像を使ってオンライン上で現場状況を伝えられるため、ベンダーを現場に呼ぶ必要がなくなり、補修にかかる時間と現場確認の手間が削減され、各従業員が業務に集中できるようになりました。(製鉄所)
ペーパーレスアプリケーション『ショルイラ』
株式会社センシンロボティクスが開発した「ショルイラ」は、ITツールに馴染みのない人でも簡単に電子チェックシートの作成、記録、管理ができる業務アプリケーションです。専門知識が不要で、誰でも簡単にカスタマイズできるため、特定の担当者に属人化せず、電子チェックシートのひな形のブラッシュアップをスムーズに行うことができます。日常巡視などの業務報告や足場点検などの現場管理といった紙への記録を電子化することで、エクセルへの転記作業やデータの抜け漏れのダブルチェック、帳簿への捺印作業など煩雑な作業を効率化します。
サービスの特徴
- 誰でも簡単に紙帳票を電子化
- 専門知識が不要で、ITツールに馴染みのない人でも簡単に電子チェックシートを作成することができます。誰でも簡単にカスタマイズできるため、特定の担当者に属人化せず、記録・報告のひな形のブラッシュアップをスムーズに行うことができます。
- タブレット・モバイルで記録、異常時にアラートで業務指示
- 記録・報告の内容に対してアラートを表示することで、紙への記録で生じていた異常の見逃しがなくなります。アラートを通じて、現場の記録者はその後の対応を知ることができ、管理者は現場の異常をいち早く知ることができます。
- オンラインで承認、捺印不要
- オンラインで承認作業を行うため、書類が溜まることなくスムーズに進めることが可能になります。また、回覧のために書類を運ぶ必要もなくなり、生産性が向上します。
利用者の声
- 多拠点からFAXがひっきりなしに届く、どこの店舗が終わったのか終わっていないか集計するまでわからない、という課題がショルイラであれば管理画面で一目瞭然。進捗の見える化が最大のメリットだと考えています。
また、本人性の担保のための署名機能も重視しています。棚替え業務などを親会社から受注していることもあり、グループ会社とはいえ納品の証票として作業者の署名ができることは重要です。(小売業)
屋内自動飛行型ドローン『BIM×Drone(ビム クロス ドローン)』
株式会社竹中工務店、株式会社アクティオ、株式会社センシンロボティクスが機体を共同開発した「BIM×Drone」は、従来のドローンでは安定した飛行が難しかった建物内、地下などでの自動飛行を実現します。BIMデータを変換し、3Dマップ表示することで、高さも含めて視覚的にわかりやすいルートの設定が可能で誰でも飛行させることが可能です。工場内の大型装置点検、物流倉庫の棚卸作業、大型商業施設の警備、建設中物件の進捗管理などへ活用が可能です。